豊栄市 H様邸 [ 平成15年完成の平屋住宅 ] ご家族人数:ご夫婦2人
赤い屋根に白いサッシが印象的な南欧風スタイル。そこは、白い漆喰壁と無垢の木目が美しい別世界。
心から癒されるために、自然素材と現代住宅に求められる快適さを融合させた住まいの形。

寒い新潟でも暖かい家をご希望されたご夫婦の施主様に高気密高断熱住宅スーパーウォール工法を始めて採用オール電化との相性も良く、真冬の朝でも家中ほんのり暖かいのに驚き、その快適さに施主様も大満足。
 とにかく勉強家の施主様 1級建築士 神崎隆洋著『いい家は無垢の木と漆喰で建てる』に感銘し、土台はヒバ材、柱はヒノキ材、室内建材全て無垢材、壁も珪藻土塗り壁と天然素材を希望。住宅雑誌の切り抜きをファイリングして各部屋のイメージを伝えて下さったりと本当に頭が下がりました。 
:天然素材オール桧 土台:ヒバ :ナラ無垢材 ドア:タモ無垢材 :珪藻土漆喰塗り
地鎮祭 平成15年5月 工事の無事を祈願
建て前 平成15年6月 田舎でも少なくなっただんごまきに地元伝統芸能神楽舞まで飛び入り参加。ご近所の方が大勢いらして、大いに賑わいました。
外観 見渡す限りの田園風景の中、赤い屋根、レンガの外観、サーモンオレンジの塗り壁。暖色系に白を効果的に使った南欧風の外観は、まるで大草原の小さな家のようにかわいらしい。
LDK 無垢ドアを物色。長岡市のある建具メーカーえびすや「ソピア」を採用。タモ材の素朴な木目の美しさに惹かれて、巾材や窓枠も同素材、本棚や書斎カウンターもオーダー製作しました。床フローリングはナラの無垢材、多少の暴れは施主様も承知され採用しました。
和室 LDKと続き間なので建具に悩みました。茶室に使用されるシンプルな鳥の子紙太鼓張りにしました。床柱は8寸杉丸絞り、天井はケヤキ、壁は珪藻土塗り壁。
当初6帖でしたが、広縁を8帖に変更。
洗面所 トイレ・洗面・脱衣と一つの空間へと提案しました。理由は洗面台の横にドラム式洗濯機を組み込む収納を製作し、下着・タオル類、掃除用具等の生活用品を全て収納できるスペースを生み出す為です。トレイはTOTO「ネオレスト」。デザイン性の高いタンクレスなので違和感はありません。
寝室 ウォークインクローゼット付き寝室。2つベットを並べられる広さに白い珪藻土塗り壁とシャンデリアは清楚なペンションの様です。


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